セントバーナードの性格・しつけとは?心配な病気や価格相場は?

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犬の教科書をつくろう編集部くわのり&(編集:うたパパ)

犬と猫とスキーが大好き。 ドッグトレーナー資格を持ち、 「犬の教科書をつくろう」の編集部員として執筆中!

セントバーナードの概要・歴史

セントバーナード 歴史
セントバーナードは、スイスとイタリアの間にそびえるアルプス山脈の宿坊で、護衛のために飼われていた大型のマウンテンドッグが祖先です。雪や霧で遭難した旅人を捜索するためにも用いられるようになり、数多くの人々がこの犬によって助けられたという記録が残っています。19世紀にはヨーロッパ全体でセントバーナードの遭難救助犬としての名声が知られるようになり、20世紀初め頃までに、2000人以上もの遭難者を救助したといわれています。
また、セントバーナードは別名アルパイン・マスティフと呼ばれています。

セントバーナードの性格

セントバーナード 性格
セントバーナードは物おじせず、堂々としていて、状況判断する能力に長けています。飼い主に対しては従順で甘えん坊ですが、精神的には繊細で、用心深く神経質な面もあります。興味のないことにはとことん興味を示さないため、トレーニングが難しい面もあります。

セントバーナードの種類(色やタイプ)

セントバーナード 色
セントバーナードには、2つのバラエティーがあります。スムースコート(ショートヘアード)とラフコート(ロングヘアード)です。被毛の色は、ホワイトをベースに、様々な大きさの赤みがかったブラウンの斑が入ります。胸、脚、尾の先端、マズル・バンド、ブレーズやうなじはホワイトであることがスタンダードでは求められます。

セントバーナードの値段・価格相場

セントバーナード 価格
セントバーナードの子犬は、25万円~30万円くらいの価格で販売されることが多いようです。血統や月齢の他には、顔の模様が左右対称であることなど、被毛に入る模様の美しさが価格を上下させる要素となっています。

セントバーナードのしつけのしやすさ

セントバーナード しつけ
セントバーナードは、堂々とした性格で、興味がないことには関わろうとしません。そのためトレーニングが難しいと言われています。専門のドッグトレーナーにお願いするか、自分でしつける場合は、セントバーナードが興味を持つよう、楽しいトレーニングを心がけるようにするとうまくいきます。動作がゆっくりなので、コマンドに対する反応も余裕をもって待ってあげるようにしましょう。

うたパパ
セントバーナードは興味がない事には関心を示さないんですね。
人間で言うと、B型っぽいのかな?(笑)

セントバーナードの寿命

セントバーナードの平均的な寿命は、8歳~10歳くらいです。大型犬の中では平均的な寿命です。5~7歳くらいから老化現象が始まることを意識しておかなくてはなりません。

セントバーナードの飼いやすさ

セントバーナード 飼いやすさ
セントバーナードは、遭難救助犬としての歴史があるように、堂々として、落ち着いた性格です。しかし超大型犬といえるサイズで、犬の中では最大重量ともいわれることがあり、餌代や医療費も他の犬種と比較して多くかかります。ボディが大きい分、手間や時間、お金がかかることを覚悟しなくてはいけません。

セントバーナードのブラッシングや抜け毛などの処理

セントバーナードは、スムースタイプもラフタイプも、抜け毛はとても多い犬種です。最低でも週に3回、換毛期は毎日ブラッシングをしてあげましょう。

セントバーナードの散歩

セントバーナード 散歩
セントバーナードは、あまり俊敏に動き回ることはありませんが、雪山を長く歩ける体力があり、筋肉質な体をしています。1時間以上の散歩を1日2回はしてあげるのが望ましいでしょう。

セントバーナードの室内で飼うにあたって気になること

セントバーナードは高温多湿が苦手なため、日本で飼育する場合はよほど標高が高い場所でない場合は、空調で温度湿度を管理しやすい室内で飼育するのがよいでしょう。身体がとても大きいので、室内のスペースもゆったりととれる大きなお宅が向いています。よだれがとても多く出るので、毎日室内の拭きそうじをする覚悟が必要です。

セントバーナードの子犬の時の大きさや体重

セントバーナードの子犬は、生後3か月で8kgくらい、生後5か月で25kgくらい、生後7か月で40kgくらい、と目まぐるしい成長をします。生後8か月くらいから成長は緩やかになり、生後10か月頃には成犬と同じくらいの体重になります。

セントバーナードの成犬の時の大きさや体重

セントバーナードの成犬のサイズは、体高65cm~90cm、体重は50kg~90kgです。全ての犬種の中で最大重量級と言われており、100kgを超える犬もいます。

セントバーナードの吠え声の大きさなど

セントバーナードは、猟犬タイプの犬種のように激しく吠えたてるようなことはあまりしませんが、番犬として使われてきたこともあり、全く吠えないというわけではなく、体が大きいため吠える声は大きく響きます。子犬の時からの社会化とトレーニングが必要です。

セントバーナードの餌について

セントバーナード ドッグフード
セントバーナードには股関節形成不全が多いため、肥満にさせないよう注意が必要です。特に子犬の成長が著しい時期に肥満傾向にあると、成長が間に合わない関節や骨に負担が多くかかりやすいともいわれていますので、適切なフードの量を調整します。胃捻転も起こしやすいため、一度に与えるフードの量を減らし、フードを与えた後は静かに過ごさせるようにしましょう。

セントバーナードのかかりやすい病気

セントバーナード 病気
セントバーナードのかかりやすい病気には、股関節形成不全や胃捻転の他に、眼瞼内反症や眼瞼外反症、外耳炎などがあります。高温多湿に弱いため熱中症にも注意が必要です。よだれが多いので、よだれで湿った部分が皮膚炎を起こさないよう、こまめに拭いてあげましょう。
犬の皮膚病や外耳炎に関する対処法は吉野獣医師の下記の記事を参考にしてください。

セントバーナードってどんな犬?まとめ

セントバーナード 画像
セントバーナードは、しばしばアニメや映画に登場し、超大型犬ながら、親しみのある存在となっています。アルプス山脈の厳しい環境の中で人命救助をしてきた頼もしい犬種でもあり、憧れている人も多いかもしれません。優しくて力持ち、なイメージですが、実は結構繊細で神経質なセントバーナードは、ケアに時間やお金、空間を惜しみなく提供し、快適な過ごしやすい環境で飼育してあげたい犬種です。

うたパパ
セントバーナードというと、アルプスの少女ハイジのヨーゼフを想像する人も多いのではないでしょうか?
私の中でも、大型でこころ優しく頼りになる犬というイメージが強いです。

そんなセントバーナードという犬種名は1865年ごろから使われる様になったそうなのですが、一時絶滅の危機に瀕した時期もあったようです。しかし、ニューファンランドとグレートデーンを交配させる事に成功して復活したという歴史もあります。
絶滅していたら、ハイジのアニメにも登場しなかったわけですし、感慨深いものがありますね。

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