プーリーってどんな犬?性格、しつけ、注意する病気は?価格相場はいくら?

プーリーの概要・歴史

プーリーはハンガリーで1000年くらい前から牧畜犬として働いていた犬種です。羊たちの間を走り回り、オオカミなどの外敵から家畜を守る番犬の役目を果たしていました。元々はアジアの犬を祖先とした犬ですが、16世紀頃からヨーロッパの様々な民族が連れて来た犬達と交配を重ねたといわれています。1900年頃に一度姿が見られなくなりましたが、愛犬家たちによる再生計画が始まり、現在まで残りました。

プーリーの性格

プーリーは牧畜犬の出身だけあって、トレーニングがしやすい、学習能力が高く賢い犬種です。自分で状況判断する能力に優れていますが、訓練されることも好みます。飼い主やその家族にとてもよく懐き、子供好きです。活き活きとしていて愛嬌のある性格なので家庭犬にも向いています。

プーリーの種類(色やタイプ)

プーリーの毛色は、ブラック、パールホワイトです。ブラックにはグレーや錆色、フォーンにブラック・マスクが入るもの、前胸に直径3cm以下のホワイトのマーキングが入るもの、なども含まれます。

プーリーの値段・価格相場

プーリーの価格相場は、20~30万円前後です。ペットショップで販売されることはほぼないため、ブリーダーから譲ってもらう方法になりますが、ブリーダーも数が少ないため、普段から連絡を取っておくなど、アンテナを張っておく必要があります。

プーリーのしつけのしやすさ

プーリーは賢く、理解力が高いため、しつけはしやすい犬種といえるでしょう。しかし、自尊心が高く、頑固な面も持ち合わせていますので、しつけ次第ではわがままな犬になってしまうかもしれません。子犬の時から、人間が上位であることを教え、社会化とトレーニングをしてあげましょう。

プーリーの寿命

プーリーの平均的な寿命は、12~16歳くらいだといわれています。小型犬~中型犬サイズとしては平均的な寿命といえます。

プーリーの飼いやすさ

プーリーは、優しい性格と頭の良さ、活動的で飼育するととても楽しい犬種でしょう。ただ、特徴でもあるモップのようなドレッドヘアの維持管理はとても大変で、時間、手間、お金がかかります。犬種としての特徴を失くしてしまうかもしれませんが、プードルのようなカットで飼育するならば、飼いやすいかもしれません。

プーリーのブラッシングや抜け毛などの処理

プーリーの被毛はとても特別で、被毛を伸ばしていくと絡み合ってドレッドヘアになっていきます。抜けた毛も絡んでいくので、基本的に普段ブラッシングをする機会はないでしょう。清潔さを優先させ、あえてブラッシングしてビションフリーゼのようなフワフワの状態にして飼育している飼い主さんもいますが、犬種の特徴としては、他の犬種でいう「毛玉」状態がプーリーの被毛の状態なのです。縄状に絡み合った被毛を、丁度良い太さになるように地肌の見える部分まで裂いていくのが日常のお手入れになります。

プーリーの散歩

プーリーは活動的で、運動が大好きです。毎日30分以上の散歩を1日に2回は行ってあげましょう。アジリティなどもこなしますので、飼い主さんと一緒にチャレンジすれば喜ぶでしょう。

プーリーのトリミング

プーリーは特殊な被毛が特徴で、この被毛のグルーミングは、一般的なトリマーで行える人は殆どいないかもしれません。自宅でのケアの大変さや、臭いなどを考慮し、プードルのようなカットにしてもらうことはできます。シャンプーもドレッドヘアとプードルカットでは方法が違い、ドレッドヘアのシャンプーを受けてくれる美容室はあったとしても、値段は通常の倍以上するでしょう。プーリーらしいドレッドヘアをキープするなら、ブリーダーでグルーミング法を教えてもらうといいでしょう。

プーリーの室内で飼うにあたって気になること

プーリーは密集した被毛なので、温度や湿度を管理できる室内で飼育するのが好ましい犬種です。熱中症への配慮の他に、お部屋の通気性にも気を配りましょう。モップのような被毛が床の汚れを集めてしまうことになるため、フローリングよりもカーペットの方が向いています。食事やトイレの際に被毛が汚れないよう、顔やお尻のあたりの毛はまとめておくといいでしょう。

プーリーの子犬の時の大きさや体重

プーリーは生後4か月で6kgくらいまで育ちます。プーリーの被毛が床に届くくらいまで伸びるのには2~3歳までかかるそうです。

プーリーの成犬の時の大きさや体重

プーリーの成犬のサイズは、体高40~43cm、体重9~18kgです。被毛の分だけ大きく見える犬種です。

プーリーの吠え声の大きさなど

プーリーは牧畜犬出身ですので、よく響く声で吠えます。出身国ハンガリーでは番犬として飼育されることも多く、なわばりに近づく侵入者に対してはよく吠える犬種ですので、集合住宅で飼育するのにはあまり向きません。パピーの頃からの社会化とトレーニングが必要です。

プーリーの餌について

プーリーのフードは一般的な総合栄養食を与えますが、食後には口の周りの汚れをタオルなどで綺麗にふき取ってあげましょう。食べるときに邪魔にならないよう、柔らかいゴムで被毛をまとめておくと良いでしょう。

プーリーのかかりやすい病気

プーリーのかかりやすい病気は、密集した被毛が蒸れて引き起こされる皮膚疾患や、熱中症があります。その他には眼疾患や関節疾患もプーリーに多い病気です。被毛に覆われて分かり辛いですが、普段から犬の様子をよく観察しておくことが大切です。

プーリーってどんな犬?まとめ

あまり見かけないレアな珍犬かもしれないプーリーは、被毛に特別なお手入れが必要ですが、活発で頭がよく、アジリティやフリスビー等々、色々なことを一緒に楽しめる犬種です。ペットショップに流通しないので簡単には入手できませんが、被毛のお手入れを厭わない、むしろそれを楽しみたいという方はいいブリーダーを探しだし、色々教えてもらいましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

うたパパ

フレンチブルドッグ「うた」の飼い主で本メディアの管理人。 フレブルというトラブルの多い犬を育てながら、困った時にネットで検索するも、どのサイトも同じ事しか書いておらず、あまり役に立たない事に気づきました。そこで、犬を飼っている方、獣医さん、ドッグトレーナーといった犬との触れ合いがある方だけで、犬の飼い主にとって本当に役立つ情報を発信したい!という想いで「犬の教科書を作ろう」を発足。