愛犬の食事に必要な栄養バランスとは?|そのドッグフード大丈夫?

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フレンチブルドッグ「うた」の飼い主で本メディアの管理人。 フレブルというトラブルの多い犬を育てながら、困った時にネットで検索するも、どのサイトも同じ事しか書いておらず、あまり役に立たない事に気づきました。そこで、犬を飼っている方、獣医さん、ドッグトレーナーといった犬との触れ合いがある方だけで、犬の飼い主にとって本当に役立つ情報を発信したい!という想いで「犬の教科書を作ろう」を発足。

犬の食事で意識すべき栄養素のバランスとは?

そもそも栄養素の働きって何だっけ?

私達人間や犬のカラダの構成要素になるもの
体内で化学反応を起こして代謝を起こしたり、促進するもの
体内に必要な物質を運んだり、対外に排出したりする働きを助けるもの
適度な体温を保つ調整をするもの
食物の消化を助けるもの
必要なエネルギーを供給するもの

栄養素の種類は6種類


タンパク質
脂肪
炭水化物
ビタミン
ミネラル

人間にとっても犬や猫などの動物にとっても栄養素の摂取は欠かせません。
でも、人間と犬とでは栄養素の最適なバランスが違います。

犬の栄養素とは~なぜ高タンパクのドッグフードがおすすめなのか?

犬にとって超大切な栄養素がタンパク質です。
実は、犬にとってタンパク質は人間の4倍必要とされています。

それぞれの栄養素の役割を詳しく見て行きましょう。

犬にとっての水

私達人間と同様、犬も体内の6割近くが水で構成されています。
水が10~15%なくなっただけでも死んでしまいます。

特に夏場は犬も脱水症状になりやすいので、常に水が切れていないかを確認し、
新鮮な水を飲ませてあげましょう。

わが家のフレンチブルうたは、水をたくさん飲みます。
特にドッグフードや馬のアキレスけんなどのおやつを食べた後は、
結構な量の水を飲んでいます。

夏場は仕事で家を留守にする事も多いので、
家を出る前に水の残りの量を必ず確認してから外出する様にしています。

犬にとっての栄養素タンパク質~高タンパクドッグフードがおすすめな理由

タンパク質は筋肉の材料になったり、内臓、皮膚、血液などの様々な器官やホルモンなどに作用する大事な栄養素です。
人間でも高タンパク・低カロリーの食事が筋肉増量を促進し、結果として代謝があがりダイエットにもつながり、
高タンパク質の食生活が注目されています。

実は犬はその人間の4倍以上もタンパク質が必要と言われており、
犬の食事を考えるとき、高タンパクを考えた食事、ドッグフード選びが大事になります。

当サイトで紹介するドッグフードは、いずれも高タンパク、低カロリーのものになりますが、
高タンパクに拘ってドッグフードを選ぶ理由はそこになります。

しかし、一つ注意点があります。

犬にとってタンパク質がとても大事で、高タンパクな食事、ドッグフード選びが大事なのですが、
犬はタンパク質をただ摂取すれば良いのではなく、
タンパク質に含まれる必須アミノ酸のバランスを考えたタンパク質の摂取が必要になります。

犬は自分の体内では生成できないアミノ酸が10種類あるとされ、
それらの10種類のアミノ酸はドッグフードなどの食べ物から摂取する必要があります。

それらの必須アミノ酸のバランスがよく取れているのが動物性たんぱく質です。
(植物性タンパク質にも一部あり)

犬に必要な動物性たんぱく質を考えた食事・ドッグフード選びの重要性

飼い主である私たちは、犬にとって最も必要な動物性たんぱく質をしっかり取れる食事を心がけなくてはいけません。

カナガンドッグフードやアランズナチュラルドッグフードの様な、
上質な動物性たんぱく質をきちんと摂取できるドッグフードがあるというのは
飼い主にとっては嬉しいですね。

カナガンドッグフード

は、チキンを使った動物性たんぱく質が高い、高タンパクのドッグフード

アランズナチュラルドッグフード

ラム肉を使用した動物性たんぱく質が高い、高タンパクのドッグフードになります。

わが家のうたが食べているのは、アランズナチュラルドッグフードです。
カナガンドッグフードも食べさせた時期はあるのですが、
カナガンはうたには合わなかったようです。

ドッグフードは口コミだけを鵜呑みにしない事!

ドッグフードが合う・合わないは愛犬によって違いますので、
一概にこの犬種にこのドッグフードがおすすめ!とは断定できません。

現にわが家のうたにはカナガンドッグフードが合わなかった様に、
実際に食べさせてみないと分からないものです。

そのドッグフードが合う・合わないの簡単な見極めは、
犬のうんちの状態をチェックすることです。

わが家のフレブルうたは、カナガンドッグフードを食べる時の食いつきはとても良いのですが、
うんちが若干ゆるくなるんです。

食後のうんちの状況を観て、ラム肉使用のアランズナチュラルドッグフードに変えてみたら、
同じ食いつきのまま、うんちが正常な固さになりました。

色々なサイト上で、犬を飼った事もない人が適当にドッグフードを進めていますが、
こういった点は、実際に犬を飼った人でないと分からない事です。

是非、第一に愛犬に食べさせた時の反応を第一優先にドッグフードを選んでください。

犬に必要なたんぱく質やアミノ酸を補うサプリメントもある

犬にとって、人の4倍も必要なタンパク質やアミノ酸ですが、バランスが大事で
不足すると貧血や成長障害を引き起こしたり、犬毛づやも悪くなります。

逆に与え過ぎもよくありませんので、バランスが大事になります。

このバランスが難しいので犬用サプリメントが重宝されるワケですね。
犬のサプリメントは成長期なら成長期にふさわしい栄養を、
高齢期には高齢期にふさわしい栄養をサプリで補えますから安心です。

犬にとって栄養素~脂肪

脂肪は、タンパク質や炭水化物の2倍以上のカロリーをもつ濃縮された栄養素です。
犬にとっての脂肪の役割は
内臓の保護
体温の維持
脳の活性化
必須脂肪酸の摂取
脂容性ビタミンの摂取

脂肪から摂取できる脂肪酸にも必須アミノ酸同様に、食べ物からしか摂取できない脂肪酸があります。
特に、リノール酸という脂肪酸はすべての動物に必要な脂肪酸で、
植物油や動物性脂肪の中に多く含まれます。

因みに、タンパク質の箇所で紹介したカナガンドッグフードやアランズナチュラルドッグフードは
犬にとって必要な脂肪を摂取する事も考えられているので安心です。

犬にとって栄養素炭水化物~愛犬の肥満予防に注意!

狩猟をしていた起源から考えても、もともと犬は肉食でタンパク質と脂質を主なエネルギー源として食べていました。
犬が炭水化物を摂取する様になったのは、人間との共同生活で炭水化物の食べ物を与えられるうちに食べれるようになったと考えられています。

人間にとっては炭水化物は重要な栄養素で、炭水化物に含まれる糖質を吸収し、
脳の働きや、神経、血液、筋肉へ必要な栄養を補給します。

勘違いしてはいけないのは、
犬にとって炭水化物は人間ほど必要ではないという事です。

炭水化物に含まれる糖質は体内で脂肪に変わるので、
犬が炭水化物を多く摂取しすぎてしまうと、肥満の原因になってしまいます。

ただ、炭水化物に含まれる食物繊維によって犬の便秘解消にもなるので、
食事の中で適量なバランスで摂取させる事のがベストです。

でも、その適量というのが難しいですので、
バランスの考えられたドッグフードはやはり高いだけの便利さがありますね。

犬にとっての栄養素ビタミン・ミネラルとは?

犬にとって重要なビタミンの種類

ビタミンA:目の栄養
ビタミンD:骨に良い栄養
ビタミンE:成長期に大事な栄養
ビタミンB2:発育の為に大切なビタミン
ビタミンB6:たんぱく質の吸収・代謝に大切な栄養素

体を構成している栄養素であるミネラルも大事。

犬にとって必要なミネラルの役割

カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウムを総称してミネラルといいます。
犬にとっても骨を作る栄養素だったり、大事な栄養素です。
大量に摂取する必要はありませんが、体のバランスを取るためにもミネラルは犬にとって必要な栄養素になります。

愛犬の食事に必要な栄養バランスとは?|そのドッグフード大丈夫?まとめ

いかがでしたか?
愛犬には元気でできるだけ長生きして欲しいですよね!
その為にはまず、飼い主として犬にとって必要な栄養素の知識は必須です。

犬にとって水は命取りになります。特に夏場の脱水状態には気を付けましょう

犬の食事を考える時、高タンパク質の食事は欠かせません。
犬にとって最も大事な栄養素はタンパク質で、犬は人間の4倍のタンパク質が必要。

その中でも、犬が体内で生成できない必須アミノ酸を摂取できる動物性たんぱく質を豊富に含んだドッグフードを食べさせるのがおすすめ。

ドッグフード選びで重視する事は、口コミよりも愛犬の反応
うんちの状態でドッグフードの合う・合わないを判断するのもおすすめ

栄養のバランスを考えて、少しでも愛犬が長生きできるよう日々考えて行きましょう!

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フレンチブルドッグ「うた」の飼い主で本メディアの管理人。 フレブルというトラブルの多い犬を育てながら、困った時にネットで検索するも、どのサイトも同じ事しか書いておらず、あまり役に立たない事に気づきました。そこで、犬を飼っている方、獣医さん、ドッグトレーナーといった犬との触れ合いがある方だけで、犬の飼い主にとって本当に役立つ情報を発信したい!という想いで「犬の教科書を作ろう」を発足。